01-04 マッサージの学校では治療技術は教えていません
今日のお題を語る前にこちらをお伝えしなければいけません。マッサージと整体の違いと言ってもこの違いはとても分かりにくいかと思います。
マッサージ・・・慰安・・・・痛みを取るテクニックは使わない
整体・・・・・・治療・・・・痛みを取るためのテクニックを使う
大方、殆んどの整体院の先生はこの様な表現を使います。しかしマッサージで痛みが取れましたよという意見もあります。それはマグレ当たりか軽症のどちらかでしょう。押して揉んで取れる痛みならマッサージでもいいのでしょう。しかしそれではどうにもならないほど、身体の状態が悪くなってしまった方。何十年もの慢性痛に苦しんでいる方がいます。整体はその様な方に整体は向いては向いています。
整体の先生はマッサージも出来ますが、マッサージの先生は整体は出来ません。ここにその違いが大きく表れています。マッサージの習得ならそんなに時間は掛かりません。整体の習得にはかなりの時間が掛かります。一人前になるには10年とも言われています。しかし10年も勉強だけしもしていられません。
とにかくマッサージに比べたら覚える事は遥かに整体の方が多いことでしょう。こういう事が施術料金に反映されています。
マッサージの学校で治療技術なんて教えていないわけですから、マッサージで強い痛みが取れる理由もないのです。あとマッサージは骨にはノータッチですから深部まで届く圧もありません。どんなに強く押しても的に入らなければ意味がありません。
しかし皆様の心の奥底にはマッサージすると痛みが取れると脳裏に染み込んでいますから、なかなかその考え方は変わらない方が多い様です。